高島礼子が語る「還暦からの新しい私」変化とソロ活がもたらす豊かな人生

日本ニュース24時間」がお届けする本記事では、女優・高島礼子さん(61歳)が語る、還暦を迎えてからの充実したライフスタイルと心の変化に迫ります。俳優業のみならず、バラエティ番組でもその魅力的な人間性を発揮し、活躍の幅を広げている高島さん。年齢を重ねるごとに「新しい自分」と出会い、日々の「ソロ活」を心から楽しむ秘訣とは何でしょうか。10月20日発売の大人女性向けムック『reShine2025年秋号』より、彼女の“今”を輝かせるヒントを紐解いていきます。

笑顔で語る女優・高島礼子さん、還暦を迎え変化とソロ活を楽しむ姿笑顔で語る女優・高島礼子さん、還暦を迎え変化とソロ活を楽しむ姿

役割から解放され「やりたいこと」を選ぶ勇気

高島さんは若い頃、世間や周囲からの「こうあるべき」という期待や「ちゃんとしなければ」という義務感に縛られ、自分自身の感情よりも「正しいこと」や「求められる役割」を優先して生きていたと振り返ります。しかし、ある時期から「本当に自分がやりたいこと」を少しずつ選び始めたと言います。

転機の一つがゴルフでした。最初は全く興味がなく、嫌いなレベルだったそうですが、始めてみたところ予想外の楽しさを発見。「下手でもいいじゃないか」と受け入れてくれる仲間たちに囲まれるうち、自身の内側にあった“自分への厳しい評価”が薄れていったのです。この経験は、彼女に大きな気づきを与えました。「勇気を出して一歩外に出れば、想像以上に優しい世界が待っている」。そう語る高島さんは、今では「面白そう」と感じたことには可能な限り挑戦したいと前向きな姿勢を見せています。

白いコーディネートでソファに座り、リラックスした表情を見せる女優・高島礼子さん白いコーディネートでソファに座り、リラックスした表情を見せる女優・高島礼子さん

「世の中は、思った以上にちゃんと受け入れてくれる」。この言葉は、多くの大人女性にとって勇気になるでしょう。「もう〇歳だから」と変化を恐れるのではなく、「まだ60歳、まだまだやれる」と前向きに捉える高島さんの姿は、年齢を理由に挑戦を諦めがちな私たちに、新たな可能性を示唆しています。変化を受け入れ、挑戦を楽しみ、その中で新しい自分に出会っていくプロセスこそが、今の高島さんにとって何よりの喜びなのだと語っています。

最高の贅沢「ソロ活」で自分を深める時間

高島さんは、かつて一人で行動することに抵抗を感じ、「誰かと一緒でなければ楽しめない」と思い込み、寂しさを感じていたと語ります。しかし今では、「ひとり時間こそ、自分にとって最高の贅沢」という価値観に変わったと明かします。

その大きなきっかけは、コロナ禍に始めた散歩でした。一人で街を歩く時間は、季節の移ろいや空気の変化を感じ、人々の会話から気づきを得る、非常に豊かなひとときだったと言います。自身の思考を整理する貴重な機会となり、毎日の散歩は欠かせない習慣となりました。

散歩を通じ「ひとりでも入れるお店」を探すのが楽しくなり、今では気になるスイーツがあれば一人で迷わずカフェへ。一人焼肉も躊躇なく楽しむほどになったそうです。最初は緊張感があったものの、今では「これこそ自由!」と心から感じると語ります。唯一未経験だった「ひとり回転寿司」も、若い世代の「普通ですよ」という言葉に背中を押され、挑戦への意欲を見せています。若い人々からの柔軟な姿勢が、高島さんのソロ活の世界を広げているようです。

「ソロ活は、自分の『こうしたい』を何よりも大切にできる時間」。他人のペースに合わせず、好奇心の赴くままに行動できる自由。思わぬ出会いや新たな発見があることも魅力です。高島さんは、「ひとり時間を楽しめる人は最強」と断言。あの時、勇気を出して一歩踏み出さなければ、これほど楽しい世界を知らなかっただろうと、充実した表情で語ってくれました。

高島礼子さんの語る言葉からは、還暦という人生の節目を迎え、さらに輝きを増していく大人の女性の姿が鮮やかに浮かび上がります。過去の自分を縛っていた固定観念から解放され、新たな挑戦を楽しむ「変化」、そして自分自身の内面と向き合い、好奇心を満たす「ソロ活」。これらが彼女の人生をより豊かで自由なものにしていることが伝わります。年齢を重ねることを恐れず、むしろ「まだやれる」「新しい自分に出会う」プロセスを心から楽しむ高島さんの生き方は、私たち一人ひとりにとって、自分らしい生き方を見つけるための貴重な示唆を与えてくれるでしょう。

関連情報

高島礼子 プロフィール

女優。神奈川県出身。アマチュアレーサーから芸能界へ。1988年、CM出演を機にテレビ時代劇『暴れん坊将軍3』で俳優デビュー。以降、多数のドラマや映画で活躍。

『reShine2025年秋号』のご紹介

本記事の詳細は、2025年10月20日発売の大人女性向けムック『reShine2025年秋号』に掲載。50~60代のreShine世代に向け、美容・趣味・暮らしのヒントを紹介。高島礼子さん、安田成美さん、南果歩さんら人気女優へのインタビューを通じ、「いくつになってもキレイ」でいる秘訣や、ご機嫌で過ごすためのヒントが語られます。富岡佳子さん、前田典子さんによる大人の着こなし術、京都の大人旅、白髪・薄毛対策、美容医療など役立つ情報も満載。「付録付き限定版」には、3WAYマルチパウダー「レカルカ イルミネイトマルチ」の現品が付属します。

撮影・構成クレジット

撮影/三瓶康友 メーク/曽我和彦(トライン) ヘア/佐々木大輔(トライン) スタイリスト/村井緑 構成・文/加治かおる