手の甲にキス、暴言も…医療従事者の悩みとは?

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医療従事者を悩ませる「ペイハラ」現象について、実際の事例を紹介します。患者やその家族からの暴言や暴力行為などが問題となっており、このような行動を取ることは許されません。

シャワー入浴「一緒に入りたい」

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ある総合病院で働く20代の女性看護師の証言によると、高齢の男性患者が特にこのような行為をすることが多いそうです。彼女は、「仕事中は集中しているのであまり思わないんですが、仕事が終わってから思い出すんです。恐怖がのちのち来る…来ましたね」と話しています。医療従事者と患者の関係は守られるべきであり、冗談でも患者の意思を尊重する必要があります。

面談室に6時間「お前の治療はどうなってんだ!」

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ペイハラは医師に対しても存在します。ある男性の外科医(50代)は、家族から厳しい言葉で怒鳴られた経験を語っています。「夕方にいらして深夜までやっていました」という面談室での5~6時間に渡る非難、要求の連続でした。医師は家族の意思を尊重し、患者の転院を受け入れました。しかし、医師自身は病状が改善することに懐疑的な思いを抱いていました。

患者やその家族の不安や怒りは理解できるものですが、医療従事者はその状況を和らげるために分かりやすく説明する努力をしています。ただし、患者や家族の中には耳を傾けない人もいることを理解しておく必要があります。

このような問題の解決には、患者や家族にも理解と尊重が求められます。医療現場は信頼と尊敬の場であり、患者と医療従事者の関係を大切にすることが重要です。

※本記事は「日本ニュース24時間」の提供です。

参照元リンク: 日テレNEWS NNN

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