アメリカのブリンケン国務長官が、サウジアラビアのムハンマド皇太子との会談で、中東地域の安定化を進めるためには「共通の責務がある」との確認をしました。
共通の責務について
ブリンケン国務長官は15日、ムハンマド皇太子に、ハマスによるテロ攻撃の停止や人質の確保、戦火の拡大防止に向けてアメリカ政府が力を入れていることを強調しました。そして、「中東全域やそれ以外の地域の安定を促進するという共通の責務」を確認したのです。
交渉の中断について
アメリカが仲介していたイスラエルとサウジアラビアとの国交正常化交渉についても、協議された可能性があります。しかしながら、ハマスとの衝突により、サウジアラビア側が交渉を一時中断したとアメリカのメディアが報じています。
再訪問の発表
国務省はさらに、ブリンケン国務長官が16日にイスラエルを再訪問すると発表しました。ブリンケン長官はわずか数日前にもイスラエルを訪問していましたが、この再訪は、イスラエルがガザ地区への大規模攻撃を予定している中、「イスラエルへの表向きの支持表明を意味する」とワシントン・ポストが報じています。
以上が、ブリンケン国務長官とサウジ皇太子の会談の概要です。
記事の情報源: テレビ朝日
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