米下院選、共和ジョーダン氏3回目投票でも落選 造反増加

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米下院共和党のジョーダン下院司法委員長は、次期下院議長を選出する3回目の投票に臨んだが、共和党内の造反が過去2回の投票よりも増加し、過半数を獲得できず落選した。

ジョーダン氏、共和党内で造反増加

ジョーダン下院司法委員長は20日、次期下院議長を選出する3回目の投票に挑みましたが、共和党内の造反が前回の2回目投票よりも増加し、過半数を獲得できなかったようです。

前回の投票では22人の共和党議員が反対票を投じましたが、今回は25人に増えました。彼は194票を獲得しましたが、214票が必要だったため、選出には至りませんでした。

ジョーダン氏の動向は?

ジョーダン氏は次回の投票で挑戦するのか、それとも共和党候補から撤退するのかはまだ分かりません。共和党は非公開の会合を開き、今後の戦略を検討する予定です。

ホワイトハウスは20日、バイデン大統領がウクライナやイスラエル支援を盛り込んだ約1060億ドルの予算案を議会に提出すると発表しましたが、下院議長の選出が遅れることで審議の遅れも避けられません。

ジョーダン氏は投票前に、「イスラエル支援などの問題に対応するためにも、今週末までに下院で議長を選出することが最優先だ」と述べていました。

この情勢を注視し、次期下院議長の選出に向けた動きを見守りたいと思います。

ソースリンク: 日本ニュース24時間