ソウル有名整形外科での顔の輪郭手術、そして「鼻・口から黒い血」「顔面まひ」…職を失った20代韓国女性

ソウル整形外科
(画像提供:JTBCキャプチャー(c)news1)

10月21日、韓国で話題になった事件が報じられました。ソウル・江南(カンナム)にある有名整形外科で手術を受けた20代の女性が、手術後に顔面まひになったと訴えました。この報道は韓国の放送局JTBCが伝えました。

手術から2年後、女性はまひの症状が現れました。片目がまともに閉じなくなり、笑うと片方の口角だけが上がるなど、顔面のバランスに深刻な影響を及ぼしているそうです。しかし、病院側は手術に問題があるとは認めず、女性に「すべて元に戻る」と伝えたとのことです。

ところが、その後の1カ月で女性は再び悪化し、大学病院の救急室に運ばれることになりました。鼻と口から黒っぽい血が出てきたというのです。大学病院での診断では、両あご手術によって神経が傷つき、顔面まひが生じたとされています。

女性は整形外科に抗議し、治療費の一部として約36万円を受け取りました。しかし、さらなる補償を求める場合は訴訟を起こすよう言われたとのことです。整形外科側は合併症が原因だと主張し、「過失はない」としています。

この顔面まひの影響で女性は職を失い、対人恐怖症に苦しんでいるそうです。彼女は「本当に死にたいぐらい」と話しています。

整形外科側はインタビューで、「補償するには根拠が必要だから訴訟するよう言った。鑑定が出れば適切な金額を支払う用意がある」とコメントしています。

「日本ニュース24時間」では、韓国で発生したこの事件に関心を持っています。もっと詳しく読むには、こちらをクリックしてください。

(ソース:KOREA WAVE/AFPBB News)