金村義明氏 日本シリーズ盛り上がりの東西格差に嘆き「東京に戻ってくると野球の存在すら感じさせない」

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日本シリーズが盛り上がっている中、元プロ野球選手で解説者の金村義明氏(60)が、東西格差について嘆きを漏らしました。TOKYO MX「バラいろダンディ」に生出演した金村氏は、オリックス―阪神の関西対決について語りました。

移動日ではなく温度差?

番組では、両チームが電車でわずか16分の距離に本拠地を構えながら、第2戦後や第5戦後の休みを「移動日」と表記していることに対して、ネット上で「16分は移動日いらないよね?」や「休養日でいいんじゃない?」といった声が上がっていることを紹介しました。

金村氏は、この意見に対して「移動日というより、温度差だな」と一言。そして続けて、「関西では野球がものすごく盛り上がっていて、経済効果も1000億円と言われているのに、東京に戻ってくると野球の存在すら感じさせないんですよ。ドラフトや秋季練習の話題ばかりで、シリーズの話題があまり盛り上がっていない」と嘆きました。

MCふかわりょうも、「確かに関西対決はとても魅力があると思いますが、関西でまとまってしまうことで、その印象があって、阪神―巨人戦のように外と戦っている方が巻き込み力があるかもしれませんね」と分析しました。

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金村氏は、野球の本場である関西での盛り上がりと、東京での盛り上がりの差に悩んでいるようです。関西ではシリーズに対する熱い関心が寄せられている一方で、東京では他の話題に埋もれてしまっているようです。

もしかしたら、東京でもっと野球に関心を持つためには、他の地域との対決が必要なのかもしれません。関西対決が魅力的なのは事実ですが、外と戦うことでより多くの人々が巻き込まれる可能性があるのかもしれません。

野球ファンなら、東西格差をなくして、日本全国で野球の魅力を広めることが求められるのかもしれません。

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