45人死傷の相模原事件、植松聖死刑囚の衝撃的な作品をご紹介

植松聖死刑囚の作品「死刑執行」

相模原事件の植松聖死刑囚(33)は、東京拘置所での収監中に自身の絵やイラストを外部に発表することが制限されていましたが、それでも応募していたことが分かりました。彼の作品は、その中でも特に注目される存在です。

相模原事件にまつわる作品

「相模原事件」

今年の11月3日から5日まで、東京都中央区の松本治一郎記念会館で、「死刑囚表現展 2023」が開催されます。この展覧会では、死刑確定者たちの内面や彼らが描く絵画などが展示され、彼らの人間性を垣間見ることができます。

植松聖死刑囚が応募してきた作品は、黒い文字で一杯に埋められたカラーペーパーで、赤い手形や色付けされた図形などが書かれています。それぞれの作品には「相模原事件」「即時抗告」「無理心中」「大麻取締法」「死刑執行」というタイトルが付けられています。これらの作品は、事件に関する感想や再審請求を棄却され即座に抗告した理由などを記した内容となっています。

また、他の囚人たちも多くの作品を応募しており、その中には大阪で発生した中学1年男女殺害事件の溝上(事件当時の旧姓山田)浩二死刑囚(53)が描いた作品も含まれています。彼の作品は200点以上あり、特に一つの作品は黒塗りされ、黒い口元から手を拡げ叫んでいる描写がされています。この作品は、山田(旧姓松井)広志被告(49)へのメッセージであり、山田被告は名古屋市で夫婦が殺害された強盗殺人事件の差し戻し審で死刑を言い渡された後、控訴している人物です。

植松聖死刑囚の作品も含め、この展覧会は、死刑囚の内面や彼らの表現を通じて、我々にさまざまな考えをもたらしてくれるでしょう。

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