引退後も「1億円プレーヤー」 元プロ野球選手・里崎智也さんの資産形成 #ニュースその後 #令和のカネ

里崎智也さん

元プロ野球選手で野球解説者の里崎智也さん(47)は、チャンネル登録者数67万人を超える人気YouTuberとしても活躍しています。現役引退から7年で年商1億円を突破し、成功の秘訣を明かした著書「YouTube『里崎チャンネル』はなぜ当たったのか 再び1億円プレーヤーになるまでにしたこと全部」(徳間書店)も話題となりました。

契約金で1300万円のベンツ購入

ユーチューブでは、現役時代の年俸や契約更改の裏側など、プロ野球選手のお金事情を赤裸々に語っています。

日本人はお金についてあまり言いたがらないですよね。でも、僕らは慣れているんで。プロ野球選手は契約金や毎年の推定年俸が表に出るじゃないですか。一種の評価基準ですからね。だから、お金について隠す土壌がないんです。

ロッテに入団し、9年後には年俸1億円を突破。現役時代は「総額15億円ほど稼いだ」とユーチューブで語っています。これだけのお金を一体何に使ってきたのか気になります。

まず、入団時に契約金を1億円もらいました。源泉徴収で2000万円引かれて、他の税金や母校への寄付もあって、手元に残ったのは5000万円くらいでしょうか。この時に約1300万円のベンツを買いました。これまでに買った車の中で、いまだに史上最高額です。

普段は、そんなに使わなかったですよ。使う暇がないんです。今みたいに通販サイトで手軽に買い物をする時代じゃありませんから、欲しいものがあったら店まで買いに行かないといけない。でも休みは毎週月曜、月4回のみ。これも移動で潰れることがありますからね。せいぜい飲み屋で使うくらいですが、とても使い切れません。若い頃は先輩が払うから一切使わなかったですしね。

稼ぐには投資よりもホームラン

資産形成についてどのような考えを持っていましたか。

入団当初から毎月10万円、自動引き落としされる積立貯金をしていました。いつクビになるか分かりませんから。もし5年でクビになっても計600万円たまっている。これを元手に、学校に通う、資格を取る、頭金にして事業を始めるなど、リスタートに使えるじゃないですか。でも実際は16年現役を続けられたので、合計で2000万円くらいたまりました。

堅実ですね。お金を持っている人には投資話が寄ってくると聞きます。

そういう話はいっぱいありましたけど、相手に説教してあげました(笑い)。「そんなにもうかるなら、あなたがやれば? なんで人に勧めるのにやらないの?」って。投資の知識もないし、リスクがあることはやりません。

それによっぽどの大金をかけないと、リターンも少ないわけですよね。数百万円プラスになるくらいなら、野球の練習をして、ホームランを一本でも増やした方がよっぽど稼げます。僕にとって価値やメリットがなかったですね。

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Source link: https://news.yahoo.co.jp/articles/6e4b5d9b04a5932e232a27fbd490a03745ca9313