時速160kmの“暴走”ポルシェ、猛スピードで壁に激突し助手席の男性死亡、運転手の女もケガで入院…そのまま中国に帰国

ポルシェの“暴走運転”と、大破した事故後の車の様子

交差点では突然、白い車が横滑り状態で飛び込んできて、低い壁に衝突し、回転しながら奥の草むらに転落する恐ろしい事故の瞬間が捉えられました。

この事故は、アメリカ・ワシントン州のベルビュー地区で9月に発生しました。ポルシェは時速160km以上で走行していたとみられ、運転していた女性はその後驚くべき行動に出ました。

コントロールを失ったポルシェ、事故後に大破

午前4時前、事故前のポルシェがカメラに映っています。約30秒後には、もう一台のカメラが高速で走るポルシェを捉えました。

約10秒後、別のカメラがこの事故現場を捉えました。横滑り状態で交差点に突っ込んできたポルシェは、コントロールを失ったまま壁に激突しました。

この事故により、助手席に乗っていた27歳の中国人男性が亡くなりました。26歳の中国人女性運転手も負傷し、入院することになりました。

退院と同時に逮捕予定も…女性は中国に帰国

現地の警察によると、ポルシェは事故当時、時速160km以上で走行していました。さらに、女性からはアルコールの匂いもしており、警察は入院中の女性に事情聴取を行いました。

警察官:
いくつかの質問に回答してもらってもよろしいですか?

女性:
弁護士に回答してもらえますか?

警察は、女性が退院する際に逮捕する準備を進めました。しかし、女性は手続きが完了する前に友人の助けを借りてカナダのバンクーバーに出国し、その後中国に帰国してしまいました。

アメリカと中国は犯罪人引き渡し条約を結んでいないため、中国側が女性を引き渡す可能性は非常に低いと考えられています。

この記事は、日本ニュース24時間の情報を元に作成されました。

ソースリンク: Yahoo!ニュース