全国初の自治体公認バーチャルユーチューバー(Vチューバー)として茨城県のPR活動を展開している「茨(いばら)ひより」がデビューから1年を迎えたことを記念し、県庁で9日、記念イベントが行われた。
コンピューターグラフィックス(CG)で描かれた茨ひよりが大型スクリーンに登場し、詰めかけた100人以上のファンらを前にあいさつした。
茨ひよりは、1年間で最も印象的だった出来事を「大井川和彦知事から(県の動画サイト・いばキラTV公式アナウンサーの)辞令をもらったこと」と振り返った。
ファンから茨城県のおすすめスポットを尋ねられると、少し考え込むしぐさを見せた後に「ひたち海浜公園(ひたちなか市)のコキアがもうすぐライトアップされるのできれいですよ」と応じていた。
水戸市の高校3年、笹沼春香さん(17)は「茨ひよりが出るようになっていばキラTVを見るようになった。自分の県にVチューバーがいるのはうれしい」と笑顔で話した。