クマによる人身被害が増え続けている東北地方で、自治体に対するクマ駆除に関する抗議電話が殺到していることが明らかになりました。この現状について、作家で日本保守党の代表である百田尚樹氏が自身のYouTubeチャンネルでコメントしました。
抗議電話の殺到に嘆き
東北地方を中心にクマ出没が激増しており、今年に入って全国で100人以上、東北地方では50人以上の人身被害が報告されています。自治体は地元の猟友会などにクマの駆除を依頼しているものの、全国からは「クマが可哀想」「クマを殺さないで」といった抗議が殺到しています。中には、電話口で号泣する人もいるとのことです。
百田氏は、「人里に現れるクマは『クマのプーさん』とでも思っているのかな。ハチミツをあげたら仲良くなれるとでも思っているのでしょうか」とあきれ顔で話します。「きっと大阪や東京のマンションにいて、クマに襲われるなんてまったく思いも寄らないのでしょう」と想像しています。
百田氏の独自の視点
百田氏は最近のテレビの情報番組で、日本が敵基地攻撃能力を持っていなければ、相手は攻撃してこないと主張する玉川徹氏の意見についてもコメントしました。百田氏は、「クマをやっつけようとするからクマが襲う。クマさん、大丈夫だよーと言えば、クマさんも悪いことはしません。そんな考え方なのでしょう」と述べています。
このように、百田氏はクマ駆除に対する抗議に対して異を唱えています。クマが人に危害を加えるのは避けられない現実であり、自治体が駆除を行うことは当然の判断です。
日本ニュース24時間では、今後もクマ出没に関する情報を追っていきます。