ウクライナ軍は、ロシア軍が支配するドニエプル川の東岸に装甲車両を投入することに成功したと報じられています。このニュースは、米シンクタンク戦争研究所がロシアの軍事ブロガーの情報を基に分析した報告に基づいています。
ウクライナ軍は南下作戦を継続し、南部クリミア半島とロシア本土をつなぐ補給網を寸断することを目指しています。東岸に前線拠点を築くことが焦点となっています。
報告によると、ロシアの軍事ブロガーはクリンキー村近辺の東岸沿いで歩兵装甲車を運ぶ水陸両用輸送車の画像を公開しました。複数の装甲車両が渡河に成功した可能性があるとされています。
戦争研究所は、10月中旬以降、数百人規模のウクライナ軍部隊が東岸で戦闘を続けていると見ており、「ロシア側がウクライナ軍の兵士を阻止できていない状況を示唆している」と指摘しました。ただし、渡河作戦の成否については論評を避けています。
一方、ウクライナ東部のドネツク州アウディイウカ周辺では、ロシア軍が包囲作戦を進めています。ウクライナ軍参謀本部は、「陣地を維持し、敵に大きな損害を与えている」と主張し、徹底抗戦の構えを強調しました。
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出典元: Yahoo!ニュース