大阪府知事の吉村洋文さんは、大阪府庁での囲み取材で、一部で報じられていたメキシコの撤退についてコメントしました。彼は、「正式な情報はまだないので、個別の国については控えさせていただきたいです。報道は承知していますが」と話しました。
大阪・関西万博には153の国と地域が参加予定
大阪・関西万博は、2025年4月に開幕予定で、現時点で153の国と地域が参加を表明しています。メキシコは、独自のパビリオンを建設し、「タイプA」という形で出展する予定でした。
関係者によると、メキシコは初めて参加を取りやめると政府関係者に伝えているとのことです。来年6月に行われる大統領選挙の結果次第で、予算確保が不透明だとみられています。
各国の事情に対応しながら万博に参加してもらいたい
吉村知事は、「各国には事情があります。寄り添った対応をしながら、できるだけ多くの国に参加してもらいたいです。タイプAは難しいですが、万博への参加は希望している国には選択肢が必要です。現在、タイプX（簡易型）の準備も進めていると思っています」と語りました。
このニュースの写真は、大阪市の人工島・夢洲で進行中の建設作業です。
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