ASKA「KANがいなかったらSAY YES生まれてなかった」KANさんとの秘話明かす

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歌手のASKAがブログで、子どもの頃からの友人であるKANさんとの思い出を追悼しました。

ASKAは「天才『木村和』逝く」というタイトルで、KANさんとの交流を振り返っています。

「5歳と6歳の時、KANさんと2回『缶蹴り』して遊んだんだよな。大人になってからは、スタレビの要(カナメ)と僕で『和蹴り』して遊んだ。ステージ上でね」と、ASKAは笑いながら当時の思い出を語りました。

当時、「愛は勝つ」の大ヒットを記録していたASKAですが、KANさんと再会した際には、幼少期の思い出を思い出せなかったそうです。

後に、フジテレビ系連続ドラマ「101回目のプロポーズ」の主題歌としてCHAGE and ASKAが担当することになり、ASKAは「『愛は勝つ』のような曲を作りたい」と考えていたため、「SAY YES」が生まれました。「なので、KANがいなかったら『SAY YES』は生まれてなかった」とASKAは語ります。

30年にわたる付き合いの中で、ASKAはKANさんの才能を称えました。「5歳の頃にネクタイを締めていたおぼっちゃま木村和は、僕たちアウトローとは違って、オーケストラのスコアをも書ける『音楽家』と呼べる存在だった。天才ミュージシャンですよ」とASKAは語ります。

KANさんは最後の時になっても「ギャグ」という言葉に反応し、ASKAを驚かせました。

そして、KANさんからの最後の言葉は「3回も約束を破ってごめんなさい」だったとASKAは語ります。「一緒に乗り越えようとしたこと」がその「3回」だといいます。「でも、無理もない。僕がKANでもきっと無理だった」とASKAは告白します。

ASKAは感謝の気持ちを込めて、「KAN、ありがとう。オレの前に現れてくれてありがとな」と述べました。また、KANさんが還暦を迎えた際に撮った赤い振り袖で女装した写真を公開し、「なんなんだよ、お前は・・・。KAN、愛してるぞ。オレも、いつか『あっちにポン』するから。その時は、迎えに来てくれな。ありがとう」と綴りました。

KANさんは今年3月に「メッケル憩室がん」を公表し、療養生活を送っていましたが、先月に病状が急変し、61歳で亡くなりました。

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