ＫＡＮさんといえば、大ヒット曲『愛は勝つ』などで知られるシンガー・ソングライターですが、残念ながら12日に亡くなったことが17日に発表されました。彼は、今年3月に『メッケル憩室がん』を患っていることを公表し、闘病生活を送っていました。
メッケル憩室がんとは
『メッケル憩室』とは、小腸に見られる袋状の突起物のことです。胎児の時、へその緒と小腸をつないでいた卵黄管が消えずに残ったものを指します。一般的には、卵黄管はなくなりますが、栁秀憲院長によれば、人口の2〜4％程度で残っていると言われています。
『メッケル憩室』にがんが発生すると、下血や腹痛を伴うことがあるそうです。
ＫＡＮさんの病気と闘病生活
昨年の秋、ＫＡＮさんは腹痛が続いたため、病院で検査を受けたところ『メッケル憩室がん』と診断されました。その後、彼は入退院を繰り返しながら治療に励み、活動再開に向けて頑張っていましたが、残念ながらその思いは叶わず、亡くなってしまいました。
ＫＡＮさんの死因については公表されていませんが、所属事務所によれば、彼は入退院を繰り返しながら治療に努め、最後まで復帰への想いを持ち続けていたとのことです。通夜・告別式は既に近親者のみで執り行われたそうです。
私たちはＫＡＮさんの死を悼みます。彼の音楽がこれからも多くの人々に愛され続けることを願っています。
