米超大物女優　差別発言で大手事務所から契約解除「社員数人が非常に傷ついた」

日本ニュース24時間 – 世界的に有名な女優、スーザン・サランドン（77）が「反ユダヤ主義」発言で大きな非難を浴び、ハリウッドの大手タレント事務所UTAから契約解除されました。「社員数人が非常に傷ついた」という報道もあります。

差別発言による契約解除

イスラム組織ハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃が行われた先月7日以来、スーザンは『テルマ・ルイーズ』や『デッドマン・ウォーキング』などで知られているにもかかわらず、反イスラエル的な発言を繰り返し、業界やファンを困惑させてきました。しかし、最近のコメントの中で、「ムスリムがアメリカでどう感じているのか分かり始めてきた」と述べたため、特に問題視されたようです。

ページ・シックスによると、スーザンが2014年から所属していたUTAは、「社員数人が非常に傷ついた」との理由から契約を解除したと報じられています。また、代理人からの確認も取れているとのことです。

反ユダヤ主義を巡るスーザンの行動

スーザンは、ニューヨークで行われているイスラエル・ハマス紛争に反対する一連のデモに参加しており、反ユダヤ主義的だと捉えられています。スーザンは「川から海まで」というスローガンを唱えるなどしており、最近のデモでは「現在、多くの人々がユダヤ人であることに恐れを抱いており、この国でムスリムがどう感じているのか分かり始めてきた」と話していました。

スーザンは、ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズのツイッターへの投稿をリツイートしたことでも非難を浴びています。この投稿では、ウルグアイで開催されたイベントに関するイスラエルの圧力やガザ地区での虐殺について語られています。