韓国、サウジ嘲弄の広報映像で万博誘致失敗に終わる

韓国政府が2030釜山(プサン)国際博覧会(エキスポ)の最終プレゼンテーション(PT)動画にPSY(サイ)の『江南(カンナム)スタイル』をBGMとして流すなどの批判を受けた中、批判をさらに増幅させるサウジアラビアを嘲弄する映像が作成されたことが明らかになった。

釜山万博誘致はサウジに敗北

2030万博開催地1次投票が行われ、釜山は計165票中29票を獲得して2位に終わった。これに対し、サウジアラビア・リヤドは119票を獲得し、3分の2以上の支持を集め、2次投票なしで万博誘致を確定させた。

韓流スターだけが前面に

予想以上の票差で釜山万博誘致に失敗し、最終PTとして公開された33秒の動画は非難の声が多く寄せられた。その映像では、釜山は韓流スターのみを前面に押し出し、釜山や韓国の特色を十分にアピールすることができなかったとされている。

この批判に加え、放送チャンネルKTVの公式インスタグラムに掲載された約50秒の動画がサウジを嘲笑った内容だとして再び非難を浴びた。

サウジへの嘲弄が波紋を広げる

この動画はお笑いタレントのYouTubeチャネルが制作したもので、「今回のエキスポはどの国が誘致するのか」という問いに対し、サウジアラビアをバカにするような回答が繰り返される内容となっている。

この動画に対しては、「外国人嫌悪映像ではないのか」「これが拡散されれば国の恥さらしになる」「なぜ一方的にサウジを見下すのか」「釜山区庁のレベルがなぜこんなに低いのか」といった厳しい声が上がっている。

韓国政府は、広報戦略の見直しを迫られる事態に直面していることは間違いない。

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