元内親王の小室眞子さんと夫の小室圭さんが、アメリカの高級ライフスタイル誌『TOWN ＆ COUNTRY』の最新号で特集され、国際的な注目を集めています。ニューヨークでの夫妻の生活に焦点を当てたこの記事は、「身分を隠したプリンセス」として眞子さんの新たな姿を描き出し、日本の皇室制度やその離脱後の生き方について改めて議論を提起しています。
米高級ライフスタイル誌『TOWN ＆ COUNTRY』の報道
1846年に創刊された歴史あるライフスタイル誌『TOWN ＆ COUNTRY』は、富裕層や経済的、社会的地位の高い層を読者対象としています。最新号では小室眞子さんが表紙を飾り、「Princess Incognito」（身分を隠した、お忍びのプリンセス）というタイトルが印字されました。特集記事のタイトルは「How a Japanese Royal Escaped It All」（日本の皇族はいかにして逃れたのか）とされており、眞子さんの皇室離脱後の生活を好意的なトーンで伝えています。
ニューヨークでの生活に注目が集まる元内親王、小室眞子さんの2020年当時の姿
記事が描く小室夫妻の姿と皇室制度への言及
デイリー新潮の報じるところによると、『TOWN ＆ COUNTRY』の記事は、小室眞子さん夫妻に対し一貫して好意的な姿勢を示しています。ライターのティム・ティーマン氏は、専門家のコメントを引用し「もしあなたが街で小室さん夫妻に会っても、すぐには見分けがつかないでしょう。だからこそ、彼女たちの物語はこれほどまでに印象深いのです」と指摘。ニューヨークでの夫妻の日常が、いかにして目立たず過ごされているかを強調しています。
さらに記事は、日本の皇室における男系男子継承のルールや、女性皇族が一般人と結婚すると皇室を離れることになるという慣例にも言及。特に、小室圭さんの母親に関する金銭トラブルが、眞子さんの結婚で一部の日本人にとって大きな衝撃を与えた事実にも触れています。これは、皇室と一般社会との間の認識のギャップを浮き彫りにするものでした。
メトロポリタン美術館勤務報道の訂正
『TOWN ＆ COUNTRY』の記事中には、眞子さんが「今もメトロポリタン美術館で働いていると考えられている」との記述があったと報じられています。しかし、雑誌がメトロポリタン美術館に取材を行った結果、同美術館の広報担当者は「眞子さんは美術館の職員ではありません」と明確に否定しました。この訂正は、海外メディアを通じた小室眞子さんの報道においても、情報の正確性の重要性を示しています。
結論
アメリカの有力誌による小室眞子さんの特集は、彼女の「身分を隠したプリンセス」としての新たな生活と、それに伴う日本の皇室制度への国際的な関心を高める結果となりました。皇室離脱後の海外生活がメディアで取り上げられることで、元皇族としての小室眞子さんの動向は今後も国内外で注目され続けるでしょう。
