被害女性は「心の優しい子」 うなだれる副校長 18歳遺体遺棄

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山梨県内の山林で18歳の女性が遺体で見つかった事件で、死亡した野本結梨香さんがこの春まで通っていた東京都内の高校の副校長が1日、毎日新聞の取材に応じました。

「人の世話をすることが好きな生徒」

副校長によると、野本さんは在学中、バスケットボール部のマネジャーを務めるなど「人の世話をすることが好きな生徒」だったそうです。進路を選ぶ際も、「先生や友人など周囲の人たちに支えられて、ここまでくることができた。今度は自分が助ける側になりたい」と介護職を志望しました。

卒業式の当日、野本さんは担任や養護教諭に感謝の気持ちを伝える手紙を渡し、その後も教諭と連絡を取り合っていたそうです。副校長は「仲の良い友人もいて、心の優しい子だった」と述べました。

行方不明になっていることにショックを受ける副校長

野本さんが行方不明になっていることが明らかになったのは11月上旬でした。副校長は家族が行方不明者届を出した直後に警視庁から連絡があり、「元気にしていると聞いていたのに。担任だった教諭らも非常にショックを受けています」と嘆きました。

一方、野本さんの遺体を遺棄した容疑で逮捕された渥美遼馬容疑者(31)は江戸川区内の一軒家に住んでおり、近隣の男性(72)によると、1〜2年前に引っ越してきたそうです。渥美容疑者は口数が少なく、最近は姿を見かけなくなっていたとのことです。

日本ニュース24時間

この事件は、山梨県内で発生した痛ましい事件です。被害女性は明るく心の優しい子だったことが分かりました。彼女の卒業後の進路も、自分が人を助ける仕事に就くという素晴らしい志向でした。

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