中国〝謎の肺炎〟で「当局が事実を隠ぺい」と米誌…抗生物質効かずまん延、病院ひっ迫も

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新型コロナウイルスの流行が収まったと思っていた矢先に、中国で新たな問題が浮上しています。北京などの中国北部地域では、抗生物質が効かない「謎の肺炎」が感染拡大していると報道されています。この疾患による爆発的な感染は既に始まっており、中国当局が集団感染の事実を隠ぺいしていると指摘されています。

米共和党の上院議員5人は、この中国の謎の肺炎に対して、ホワイトハウスに対中渡航制限を求めるよう申し入れました。特に、子供たちを中心に感染が広がっていることから、バイデン大統領に注意が喚起された形です。

米中間の渡航制限を求める声

中国北部の複数の省では、インフルエンザに似た病気が急増しています。これに対し、多くの国が警戒を強めており、中国での呼吸器疾患の増加に神経を尖らせていると報じられています。

世界保健機関(WHO)も、中国政府に対して呼吸器疾患の増加に関する詳細な情報開示を要請しています。中国における肺炎クラスターの報告や、小児の肺炎についての情報が必要とされています。

中国当局の対応は?

バイデン政権の当局者は、中国における呼吸器疾患の増加を注意深く監視していると述べています。しかし、現時点では季節的な傾向であり、異常なことは起きていないとしています。

しかし、米政治専門誌「フォーリン・ポリシー」によると、中国の医療機関は新たな致命的なアウトブレークに対処していると報じられています。中国政府は抗生物質が効かない肺炎の感染拡大を隠ぺいしているとの指摘もあります。

北京や中国の他の大都市では、肺炎や同様の症状に苦しむ子供たちで病院が溢れかえっていると報告されています。しかし、中国政府は新たな病原体は発見されておらず、増加する肺炎は通常の冬の咳や風邪の影響であると主張しています。

日本ニュース24時間は、この謎の肺炎の最新情報をお伝えします。中国当局が事実を隠ぺいし、抗生物質が効かない肺炎が広がる状況に注意が必要です。事態の進展に注目し、今後の動向に期待しましょう。

Source link: 日本ニュース24時間