キャスターの辛坊治郎が３日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会ＮＰ」に出演し、中古車販売大手ビッグモーターを全面的に擁護しました。ビッグモーターは損保会社からの保険金の不正請求などが発覚し、金融庁から保険代理人登録を取り消されました。
辛坊は「私は、ビッグモーター成長過程で、大阪で有名なハナテン中古車センターを吸収して大きくなって、ハナテン時代を含めて、車４台売ったことある」と自身の経験を明かしました。辛坊はビッグモーターの見積もりが圧倒的に高く、サービスも良かったため、ビッグモーターを選んだと語りました。さらに、「中古車が安くなって、保険が安くなるのは良いことだと思うけど、逆じゃないか。結局、急成長したところがやっかみで潰されちゃったんじゃないの？」と指摘しました。
辛坊は「保険金詐欺で儲かっているから、良い条件で…」とツッコまれると、「俺、コツコツ車を当てるのよ。ディーラーに修理を持って行くと、５０万とか１００万とか言われるヤツが、こういうところに持って行くと、運が良ければ１０分の１くらいになることもあるんだ。保険代理店がこの修理工場を利用していたのは、ディーラーで修理するよりも安かったからじゃないの？」と反論しました。
再び、「安くできた原資は詐欺をしていたからでは？」と反論されると、「一生懸命頑張ったからでしょう」と受け付けず、「だいたい、そもそも、ワイドショー見てて腹立ったのがさ、除草剤まいて店の前、キレイにしたら、偉いじゃないか！褒めてやれよ」と声を張り上げました。
これには黒木千晶アナウンサーから「公共財ですよ。勝手にやっちゃダメなんです」と指摘されると、「えーっ、そうなの？」とトボケました。
辛坊治郎氏がビッグモーターを擁護し、自身の経験を語った一方で、批判的な意見には反論の姿勢を見せました。ビッグモーターの件では、さまざまな意見が寄せられていますが、辛坊のコメントからは、ビッグモーターに対する一定の理解と支持がうかがえます。
