タレントの上沼恵美子(68)が、読売テレビ・中京テレビの番組『上沼・高田のクギズケ!』に出演し、宝塚歌劇団の劇団員急逝を巡る問題について語りました。
宝塚歌劇団の問題に一喝
芸能記者の中西正男氏がこれまでの経緯をまとめ、歌劇団が公表した外部調査報告書などを説明しました。その中で、上沼は「(ヒアリングに)正直に答えられますかね?」「聞き取りになってない!」と一喝しました。
上沼自身も宝塚の大ファンとして情熱を持っています。かつて鳳蘭の楽屋を訪ねたことがあり、そのときのエピソードを披露しました。「『男上がります!』って聞こえるわけです」と笑いながら話し、「女の人が全員入ってる楽屋なんで、男の人が入りますよという時にかけ声がかかる。私でもそれね、異様な感じしたもん、それだけで」と印象を語りました。
泣き感動する高倍率の試験
宝塚歌劇団のオーディションは非常に厳しいものです。上沼は「泣いて感動して…東大に入ったような感じ。それがこんな結果になるなんて誰が思いましたかね」と憤りを感じています。彼女はさらに、「あんなきれいな舞台を作ってた美しい役者さんがね、こんな形で死んでしまうっていうのは、これはやっぱり責任とらなあきませんよね。何か変えないとダメなんですよ」と厳しく指摘し、「みんな忘れても私は忘れない」と力強く言いました。
北斗晶の思いやりと胸の痛み
ゲストの北斗晶は「同じ年の、息子ですけどウチは、だから余計にこの問題はつらいなと思いましたね」と共感を示し、「逃げたいと思っても逃げられなかったのかなと思いますね、真面目がゆえに。もうそこを出てしまったら二度と舞台に立てないじゃないですか」と胸を痛めました。
このように、上沼恵美子と北斗晶は、宝塚歌劇団の問題について真摯に向き合っています。彼らの発言は多くの人々に影響を与え、問題解決のための一歩となることでしょう。
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