東京都、QR決済でポイント10%還元 来年3月開始 上限は3千円

東京都庁第一本庁舎

物価高騰が続く中、東京都は6日、消費喚起策として都内の店舗でQRコード決済を使って買い物をした人に1回の決済につき最大10%(上限3千円分)のポイントを還元する事業を令和6年3月に開始すると発表しました。

QRコード決済での買い物のようす

都内の小売店や飲食店などでQRコード決済を使用して買い物やサービスの利用で支払いなどをした人が対象となります。この取り組みは都議会第4定例会に提出予定の12月補正予算案に100億円が計上される予定です。今後、決済事業者の数や対象店舗の規模などの詳細が具体化されていく予定です。なお、計上される100億円のうち、ポイントの原資となる91億円が使い切られると、この事業は終了する見込みとのことです。

さらに、6月の補正予算で計上されたエネルギー価格高騰等への対策も今回の補正予算案で改めて計上され、延長される予定です。また、学校給食費の負担軽減のために7千万円が充てられる予定となっています。

東京都によると、12月補正予算案は一般会計で総額803億円となっており、財源はすべて国の臨時交付金でまかなわれる予定です。

東京都知事の小池百合子氏はこの日、報道陣に「長期化している物価高騰から都民や事業者を守り、都内経済の活性化につなげる」と話しました。

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