「男闘呼組」が紅白出場! 岡本健一「SMILE―UP」契約解除で実現

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「男闘呼組」のメンバーを中心に結成された「Rockon Social Club(RSC)」が、大みそかの第74回NHK紅白歌合戦に出場することが決まりました。メンバーの岡本健一さんが、旧ジャニーズ事務所とのエージェント契約を解除したことを発表しました。NHKは、ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて、同社所属タレントの出場をゼロと発表していましたが、状況が一変。RSCの出場が可能となりました。

岡本健一の新たな決断

岡本健一さんは、2021年から旧ジャニーズ事務所とのエージェント契約を締結していましたが、この度、契約を解除しました。「新会社とのエージェント契約が締結するまでの期間は、自分の会社でセルフマネージメントして活動を続けていきます」と説明しています。新会社設立後には、再びエージェント契約を結ぶことが予想されています。

この決断が、紅白への扉を開いたのです。RSCは9月にMISIAとのコラボ曲「傷だらけの王者」を発表し、NHKのラグビーテーマソングに起用されました。そのため、今秋のラグビーW杯フランス大会の期間中には何度もオンエアされ、大きな注目を集めました。こうした反響を受け、NHKはRSCの紅白出場を熱望していました。

周囲の説得で実現した紅白出場

ただし、NHKは性加害問題を受けて、旧ジャニーズ事務所のタレントとの「新規契約を行わない」と明言しています。岡本健一さんは同事務所所属ではありませんが、エージェント契約が紅白出場の障害となっていました。しかし、NHK側や周囲の関係者の粘り強い説得を受け、岡本さんは事務所との契約解除を決断し、ファンの思いに応えることになりました。

RSCは男闘呼組の4人を中心に結成された6人組です。男闘呼組は1988年から2年連続で紅白に出場していましたが、岡本さんを含む4人は実に34年ぶりの紅白出場となります。また、MISIAも紅白出場が決まっており、共演が期待されています。どんなステージを見せるのか、注目が集まっています。

「男闘呼組」のメンバーである成田昭次さん(55)、高橋和也さん(54)、岡本健一さん(54)、前田耕陽さん(55)は、1988年に旧ジャニーズ事務所からデビューしました。その後も人気を誇り、東京ドーム公演なども成功させましたが、1993年に活動休止。昨年7月に再結集し、「男闘呼組 1988」として1年間限定で活動を再開しました。今年8月25日の日本武道館公演をもって解散しました。

オリジナル記事のソースリンク:日本ニュース24時間