優勝パレードに職員ボランティア動員、批判を受け…大阪市長「開催しないこともあり得る」

パレード

大阪市と神戸市で行われたプロ野球の阪神タイガースとオリックス・バファローズの優勝パレードについて、大阪市の横山英幸市長が注目すべき見解を示しました。来年以降、両球団が優勝してもパレードを開催しない可能性があるのです。

パレードでは、多くのファンが御堂筋沿いに集まり、選手たちを見守っていました。しかし、来場者の誘導などを担当した府と市の職員はボランティアで、兵庫県と神戸市の職員は公務扱いだったとのこと。この事実が大阪市議会などで批判を浴びました。

大阪市と神戸市は、特定球団のイベントの公費負担は違法の恐れがあるとして、約2400人の職員をボランティアとして動員しました。しかし、兵庫側との対応が異なり、市議会常任委員会では「業務と位置づけ、代休を取得できる措置を取るべきだったのでは」と指摘されました。

このような批判を受け、横山市長は記者団に対して「開催して批判されるのなら、判断は慎重にならざるを得ない。開催しないことも十分にあり得る」と述べました。

大阪市と神戸市の優勝パレードに対する横山市長の考え方は注目されています。今後のパレードの開催に関して、慎重な判断が必要とされるでしょう。

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