特別支援学校教員がなぜ海を渡るのか 理想のインクルーシブ教育を求めて #こどもをまもる

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特別支援学校教員がなぜ海を渡るのか 理想のインクルーシブ教育を求めて #こどもをまもる

大内紀彦さん

自分が納得さえすれば、ちゃんと行動できる生徒なんです

特別支援学校教員がなぜ海を渡るのか 理想のインクルーシブ教育を求めて #こどもをまもる

大内さんが3月末まで勤務していた神奈川県立鶴見養護学校(2023年4月1日に鶴見支援学校に校名変更)

特別支援学校教員がなぜ海を渡るのか 理想のインクルーシブ教育を求めて #こどもをまもる

手すきハガキの材料となる牛乳パックには、切りやすいように線が引いてあった

しばらく見ていると、ニコニコと周りと話しながら牛乳パックをスライドカッターで切る女子生徒と、騒音が苦手なためイヤーマフをつけた男子生徒の間で、それまで歌いながら作業していた別の女子生徒が机の下に潜り込み、仰向けに寝転んでしまった。

「危ないよ」。大内さんが声をかけ、再び作業に取り組むようやさしく促すが、女子生徒は駄々をこね、なかなか立ち上がらない。「休憩してもいいよ」とゆっくり手を取ると、ようやく女子生徒は椅子に座り直した。だがしばらくすると、今度は教室中を走り回り始めた。

「一見すると、彼女の行動は教員に対する嫌がらせのようにも見えますよね。でも彼女なりに意味があるんです。何をすれば、教員がどう反応するのかをよく見ているんですね。それだけの能力がある。だから、僕は彼女が納得するまで話をして、自分の意思で行動するのを待つようにしています。自分が納得さえすれば、ちゃんと行動できる生徒なんです」

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