世界的俳優の渡辺謙(64)が、NHK朝のテレビ小説「ブギウギ」に感動して、涙が止まらなかったことを明かしました。
趣里の熱唱に涙を流す
ヒロインのスズ子を演じる趣里の歌声に、渡辺謙は心を揺さぶられました。特に、趣里が戦死した弟を想いながら歌うシーンに感動したのだそうです。
しかし、この感動はただの共演ではなかったのです。実は、渡辺謙が15年前にロンドンで上演されたミュージカル「王様と私」で共演した女優、ルーシー・アン・マイルズの姿と重なったのです。
ルーシー・アン・マイルズの凄まじい演技
舞台公演直前に愛娘を交通事故で亡くしたルーシー・アン・マイルズ。それでも彼女は舞台で圧倒的な歌声を披露しました。渡辺謙は当時のことを振り返り、「ルーシーが復活したような姿が重なって見えた」と語りました。
どんな辛いことがあっても、舞台に立ち続ける勇気とエンターテイメントの力。渡辺謙は改めて、演技の世界に生きる心意気を表現しました。
この感動的なエピソードは、渡辺謙にとって特別なものだったようです。
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