首相が安倍派の交代を検討中!政務三役から全員入れ替えへ

首相

岸田文雄首相(自民党総裁)は、党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティーを巡る裏金疑惑に関連し、閣僚・副大臣・政務官の「政務三役」から安倍派所属の議員を全員交代させる方向で検討に入りました。政府・与党関係者が10日、明らかにしました。

裏金疑惑に連座する閣僚たち

裏金受け取りの疑いが浮上した松野博一官房長官や西村康稔経済産業相に加え、鈴木淳司総務相と宮下一郎農林水産相が対象とされています。13日に臨時国会が閉会した後、迅速に人事異動が行われる見通しです。ただし、政権内には異論もあり、慎重に調整が進められる予定です。

安定化を図る首相の決断

首相は政務三役において最も勢力がある安倍派を重用し、政権の安定化に努めてきました。しかし、安倍派の裏金疑惑について東京地検特捜部の捜査が進行中であり、国民の信頼を回復するためには、どの議員も改めて政治資金の処理について調査する必要があると判断したため、全員の入れ替えが必要です。

影響を受ける副大臣と政務官

副大臣では宮澤博行防衛副大臣や堀井学内閣府副大臣ら、政務官では佐藤啓財務大臣政務官など、多くの政務三役が安倍派に所属しています。

この記事の詳細はこちらから。

日本ニュース24時間での情報提供です。

日本ニュース24時間