記者が感じた藤井聡太の信念 最年少名人も八冠も、すべては自分次第

藤井聡太

こんにちは、将棋ファンのみなさん。今回は、藤井聡太竜王・名人についての新たな情報をお届けします。藤井聡太竜王・名人は、最年少で名人位も八冠も獲得したことで有名ですが、その信念について深く考えてみましょう。

タイトルを取ったからといって特に自分の気持ちが変わるわけではありません

著者の鈴木宏彦氏は、愛知県出身の観戦記者であり、藤井聡太竜王・名人との交流があります。彼の書籍『【増補改訂版】藤井聡太の軌跡 愛知の少年はいかにして八冠になったか』では、2021年のインタビューから、藤井聡太竜王・名人のぶれない思いが伝わってきます。

18歳の時、第34期竜王戦2組ランキング戦準決勝で、松尾歩八段相手に放った棋史に残る絶妙手「▲4一銀」で話題となりました。この時のインタビューで藤井聡太竜王・名人は、「タイトルを取ったからといって特に自分の気持ちが変わるわけではありません。ただ、大きな舞台で結果を出すことができたのは、大きなことだと思っています。トップの方とたくさん指せて充実感もありました」と語っています。

4年連続勝率8割は文句なしの新記録です

藤井聡太竜王・名人は、2020年度にはタイトルを獲得しました。その年は、4年連続で勝率8割を達成し、新記録を打ち立てました。しかし、藤井聡太竜王・名人はそこにこだわることなく、将棋の実力を長期的に向上させることの重要性を強調しています。「今年度は9、10月に負けが込みましたが、そのあと立て直すことができて、なんとか8割をキープできたのはよかったと思います。とはいえ、タイトルを取る前の自分と比べて今の自分がどれだけ強くなったかは微妙なところ。数字にこだわるより、長期的に見て実力を上げることが重要だと思っています」と話しています。

AIとの戦いも進化を遂げています

藤井聡太竜王・名人は、自身の将棋のレベル向上と同時に、AI環境のチューンアップも行っています。彼は最近、ディープラーニングを使った将棋ソフトを活用しており、そのためにグラフィックボードを新たに購入したそうです。彼の活躍は将棋界に新たな波を巻き起こしており、ますます若い棋士たちもその活躍に刺激を受けています。

2021年度の目標は?

藤井聡太竜王・名人は、2021年度の目標についても語っています。「6月からのタイトルの防衛戦に向けて調整をしたいです。また、他の棋戦でも活躍できるように頑張りたいです」とコメントしています。

さらにインタビューで、「もう一度29連勝をしたいという気持ちはありますか?」という質問がありましたが、藤井聡太竜王・名人は笑って答えました。「それはまったくありません(笑)」と。

藤井聡太竜王・名人の真摯な姿勢に心打たれました。彼はタイトルを取ったからといって安心せず、常に向上心を持ち続ける姿勢が素晴らしいと感じます。

もっと藤井聡太竜王・名人の活躍に注目して、彼の将棋人生を応援しましょう!

※この記事は日本ニュース24時間のオリジナルコンテンツです。


参照リンク: https://news.yahoo.co.jp/articles/7e8e06c04b83609df23f70254ecc5e9960e6a78d