元陸自隊員3人全員有罪、福島 五ノ井さんに強制わいせつで判決

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福島地裁は、元陸上自衛官の三浦隆昭裁判長によると、陸上自衛隊郡山駐屯地(福島県)に所属していた五ノ井里奈さん(24)に対して、元上司の3人が強制わいせつ罪で有罪とされました。

この事件は、元陸自隊員の3人が五ノ井さんに対して服を着たままで下腹部を押し付けるという性的な行為を行ったことで起きました。福島地裁は12日、3人に対し、それぞれ懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡しました。3人は無罪を主張していましたが、裁判長は五ノ井さんの被害証言を信用し、被告側の供述を不自然で信用できないと指摘しました。

この事件が発覚したことで、防衛省は特別防衛監察を行い、自衛隊内のハラスメントの実態が明らかになりました。五ノ井さんが実名で被害を告白したことがきっかけで、このような異常な行為が行われていたことが明らかになったのです。

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被告側は免職前の昨年10月に五ノ井さんに直接謝罪したものの、「下腹部を接触させていない」「性的意図はなかった」と主張していますが、裁判長は被告らの行為を「性的羞恥心を著しく害する卑劣で悪質な態様だ」と非難し、強制わいせつ罪を認定しました。

この事件は、日本の自衛隊における問題点を浮き彫りにしました。私たちが信頼を寄せる自衛隊が、こうした事件に関与していたことは信じがたいことです。今後、自衛隊内部の改革や教育体制の見直しが必要です。

「日本ニュース24時間」は、このような事件が繰り返されないよう、常に社会問題を追求し、真実を報道していきます。

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