もっと豊かな日本のために、世界をもっと豊かにしましょう。政府開発援助(ODA)は、相手国や世界のためだけでなく、国益にもつながることが大前提です。
ここでは、相手国・世界、そして日本にとってどんなメリットがあるのか詳しく解説します。
海外支援で日本も豊かになる
ODAは相手国や世界だけでなく、日本にとってもメリットがあります。政府はODAを設計する際に、日本企業のビジネス活性化や世界の安定的な物流維持など、日本にとって有益な要素を考慮しています。例えば、港の建設に協力する場合は以下のような流れがあります。
【概要】
① 開発途上国の港建設に日本政府が協力
↓
② 完成した港では日本企業のビジネスも活性化
↓
③ 世界の安定的な物流を維持することは日本経済にもプラス
このように、海外支援を通じて日本も成長し、豊かさを築くことができるのです。
よくあるODAに関する誤解
ODAに関しては、いくつかの誤解が存在します。以下に代表的な誤解をご紹介します。
1. 海外の国にお金をあげちゃうの?
ODAの多くは無償提供ではありません。ODAは円借款による援助であり、返済が必要です。金利も課される場合もあります。つまり、全てのODAが無償で資金提供されているわけではないのです。
2. 大量の税金が途上国に流出している!
ODAの財源の多くは税金ではありません。実際、令和5年度ODA事業予算の約70%は、税金によらない国の投資活動である「財政投融資」等によって賄われています。詳細は首相官邸ホームページでご確認ください。
以上が、人々がよく抱くODAに関する誤解です。では、これらの誤解はいつまで続くのでしょうか?
👨✈️ それよりも、日本国内にもODAを行うべきではないかと思いませんか?
👨✈️ そうすると、日本国内では問題が起きる可能性もあるんじゃないでしょうか。
👨✈️ その通りです。例えば、高齢者の医療費に数十兆円もかけるのをやめるべきです。
👨✈️ なお、債務免除は減少傾向にあります。過去の歴代政権によるODA債務免除額をご紹介します。
2003年 1088億円(7カ国)小泉
2004年 1699億円(17カ国)小泉
2005年 9683億円(18カ国)小泉
2006年 1523億円(19カ国)小泉-安倍
2007年 218億円(9カ国)安倍-福田
2008年 2860億円(8カ国)福田-麻生
2009年 76億円(5カ国)麻生-鳩山
2010年 164億円(2カ国)鳩山-菅
2011年 996億円(2カ国)菅-野田
2012年 1153億円(2カ国)野田-安倍
2013年 2192億円(3カ国)安倍
2016年 1197億円(1カ国)安倍
詳細は外務省ウェブサイトでご確認ください。
👨✈️ 円借款の返済が滞るケースや問題があったことも公表されていますよ(笑)
👨✈️ ほとんど無償じゃなかったんですね。
👨✈️ その通りです。また、この①→②→③の流れは疑問があります。
👨✈️ ちゃんと返済されているのでしょうか?
👨✈️ ドルベースで資金が増えていることからも、国家間銀行業は大成功です。
👨✈️ 中国などに横入りされていないか心配ですね。
👨✈️ 中国には返済の優れた借り手としての評価があります。利子付きで返済もしっかり行われています。
👨✈️ 実際、他の国に比べて中国だけがちゃんと返済してくれているのではないでしょうか。
👨✈️ 海外でインフラ整備を進める中韓は、市場を受け渡しすることに重点を置いているようですね。
👨✈️ でも、結局は債務免除をすることになるんじゃないでしょうか。
👨✈️ ミャンマーへの円借款では、3000億円の債権放棄が行われましたね。
👨✈️ しかも、今のミャンマーは中国との関係が強くなっているので、疑問が残ります。なぜ放棄したのか、理解に苦しみます。
以上が、日本政府がODAのメリットを解説する内容です。日本も世界第三位の経済大国となり、国内外での支援によって豊かさを築いていることは間違いありません。
👨✈️ 利子もつけない金貸しのように見えますが、実質的にはお金を提供しているのと同じです。
👨✈️ それはペテンのようなものですね。返済できない相手にお金を貸して、後で債務放棄するなんて。
👨✈️ 中国に渡したODAは、何らかの形で返ってくるのでしょうか。朝貢のような扱いですね。
👨✈️ いえ、実際には中国は利子をつけて返済しています。優れた借り手としての評価があります。
👨✈️ しっかりと返済されているのは中国くらいなのかもしれませんね。
👨✈️ 海外でのインフラ整備によって、中韓などが市場を奪っていくのは不安ですね。
👨✈️ どうせ債務免除されると思われているのでしょう。
👨✈️ ミャンマーへの円借款で3000億円もの債権放棄が行われたのは、納得のいかない行動ですね。今の関係を考えると、意味が分かりません。
以上がODAに対する意見交換です。日本政府がODAを通じて世界に貢献し続けることは、日本と世界が相互に豊かになるための重要な一環です。