「ガザ病院の医師、子どもの犠牲に立ち向かう―『外科医でも衝撃』CNNが独自取材」

ガザ病院

1歳8カ月のアミール・タハちゃんは、まだ自分が孤児になったことを理解していない。フワフワの髪が逆立ち、柔らかい肌に大きな傷跡がある。片目は紫色に腫れ上がっている。

パレスチナ自治区ガザ南部ラファの野戦病院には、アミールちゃんを含む多くの重傷者が集まっている。この病院は、アラブ首長国連邦(UAE)が設立したもので、病院や医師の数が限られている中で、最も整っていると言われている。

現代の戦争の恐ろしさ

ガザ南部への入り口にCNNの取材班が到着したとき、彼らは現代の戦争の恐ろしさをまざまざと目の当たりにした。破壊された建物の残骸とがれきが道路に散乱し、人々はゾンビのように外をさまよっている。生活環境はひどく悪く、店はほとんど閉まっているが、パン店の前には長い列ができている。冷たい雨が降り、寒さが身にしみる。

野戦病院では、8歳の少女ジナン・サハル・ムガリさんも全身をギプスで固定されていた。彼女の頭と脚は爆撃で骨折してしまった。ジナンさんは、自宅が爆撃されたためにおじいちゃんと一緒に外に連れ出され、その後病院で母親と再会したと語った。

医師たちは戦争の犠牲となった子どもたちを診ることが辛く、悲しいと言う。しかし、彼らは忙しくてそのことにじっくりと向き合うことができない。

アフメド・アルマズロイ医師は、けがをした子どもたちを見て「心が変わった」と話す。同僚のアブダラ・アルナクビ医師も、「これらの子供たちは明らかに民間人です。家族と一緒にいて手足を失う必要はありません」と述べる。

この150床の野戦病院は、治療を求める人々が殺到する中、サッカー場の一角に急ごしらえで設置された。ただし、受け入れは重傷者に限定されている。

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