JUJU 志半ばにして死去した歌姫思い涙「歌わせていただいているだけで本当にありがたい」

JUJU

歌姫のJUJUが思い涙しました。彼女は15日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」に出演し、天に召された若き歌姫のことを思い返しました。

JUJUは自身のコンサートで「スナックJUJU」をテーマに、昭和歌謡を歌っています。その中で、昭和の歌姫の名場面がオンエアされました。その一人が本田美奈子さんです。

本田さんは1985年に「殺意のバカンス」でデビューしました。彼女は中山美穂、南野陽子、斉藤由貴、森口博子、井森美幸らと共にアイドル歌手として活躍し、その歌唱力で魅了しました。その後はミュージカルにも出演し、「ミス・サイゴン」「王様と私」「レ・ミゼラブル」などの名作で輝きました。

しかし、2004年から体調不良に悩まされ、翌年1月に急性骨髄性白血病と診断されました。病床でもステージ復帰を目指し、病気と向き合っていましたが、2005年11月6日に亡くなってしまいました。彼女はまだ38歳でした。

番組では、入院中に本田さんが看護師たちへの感謝を示すために歌った「アメイジング・グレイス」の歌声とメッセージが紹介されました。本田さんは「私は今、ご存じの通り、病気と闘って治療中です。皆さんに心配を掛けちゃった分、復帰する時は本当の心から歌が歌える歌手・本田美奈子として成長できるように、心を満タンにして皆さんの前で歌を歌うことができたらと思っております」と語っています。

JUJUは本田さんの言葉に涙しました。「みんなを元気にしたいと思って歌っている歌手に対して、私も同じ気持ちです。本田美奈子さんの強い気持ちに触れ、私はただ歌わせていただくだけで本当にありがたいと感じています。緊張している自分なんて言えないなと思っています。彼女からはとても大切なものを学びました」と、JUJUは声を震わせながら語りました。

JUJUさんの画像元

記事の出典: Yahoo!ニュース

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