ジュリアーニ元NY市長に210億円の賠償命令…トランプ氏の元顧問弁護士

ジュリアーニ氏の記者会見

2020年米大統領選の選管職員だった女性2人が、元ニューヨーク市長のルドルフ・ジュリアーニ氏(79)に対し、損害賠償を求めた訴訟の裁判結果が発表されました。陪審は15日の評決で、ジュリアーニ氏に約210億円の支払いを命じました。

ジュリアーニ氏からの支払い命令

訴訟を起こした女性2人は、当時ジョージア州の選管職員を務めていました。彼女たちは開票作業中に、「同じ票を何度も数えた」と主張しました。さらに、トランプ氏の支持者とみられる人々が彼女たちの自宅に押しかけ、2人は身の危険を感じたと述べました。

ジュリアーニ氏に対する訴訟は、連邦地裁で行われました。この裁判所は既に、ジュリアーニ氏の責任を認めていました。しかし、ジュリアーニ氏は評決後に記者団に対し、「この賠償額は、訴訟全体のばかばかしさを強調するものだ。」とコメントし、控訴する意向を表明しました。なお、ジュリアーニ氏は同州でトランプ氏の敗北を覆そうとした刑事事件でも起訴されています。

この訴訟の詳細情報は、こちらのリンクからご覧いただけます。

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