白い布が付いた棒を持っていたが…イスラエル軍はわなと勘違いか

イメージ

イスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザ北部のガザ市で戦闘中にイスラム主義組織ハマスとの勘違いから、誤ってイスラエル人の人質3人を射殺したことが明らかになりました。ハマスからの拘束を逃れた可能性もあるとされ、軍による初期調査結果として報じられました。

白い布が付いた棒を持っていたが勘違い

軍報道官によると、射殺された3人は、白い布が付いた棒を持っていたとされています。しかし、兵士たちはこれをハマス戦闘員のわなと勘違いしたとしています。現場ではここ数日、ハマス戦闘員による自爆攻撃や待ち伏せなどが相次いでおり、兵士たちは疑心暗鬼になっていたとのことです。

人質の家族らがデモを実施

この射殺事件を受け、人質の家族を含む数百人がテルアビブの軍基地前で集会を開きました。彼らは政府に対し、人質の即時解放と交渉の開始を求めました。

交渉再開の可能性が浮上

また、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、イスラエルの対外情報機関であるモサドのダビッド・バルネア長官と、ハマスとの仲介役を務めるカタールのムハンマド・サーニ首相が、ノルウェーで交渉再開について協議する予定です。バルネア長官はエジプト政府高官とも会談する予定で、解放と戦闘停止に向けての調整が進められる見通しです。

この記事の元記事はこちら: https://news.yahoo.co.jp/articles/97fbe517b08fc1d59e568762c1c56e7b8afbfbdf

*この記事は日本ニュース24時間の一部として抜粋されました。詳細はこちらをご覧ください。