2週間天気 クリスマス頃には冬将軍撤退 元日は季節外れの暖かさも

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画像:tenki.jp

週末にかけて寒波が襲来し、日本海側を中心に大雪の恐れがあることが予想されます。しかし、クリスマスを過ぎると寒さが和らぎます。年末年始は気温が高く、元日には関東から西日本にかけて季節外れの暖かさが期待されます。

前半(12月20日~26日) 寒波の影響土曜まで クリスマス以降寒さ解消

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【明日20日(水)~23日(土)】
冬型の気圧配置が強まり、今季最強の寒気が21日(木)~22日(金)を中心に西日本から流れ込むでしょう。日本海側では連日のように雪が降り、九州北部や山陰、北陸を中心に警報級の大雪や猛吹雪の恐れがあります。交通機関に大きな影響が出る恐れもあり警戒が必要です。

北日本や東海から西では太平洋側にも雪雲が流れ込んで、平地でも積雪となる可能性があります。冬タイヤの準備や雪道の歩き方など、慣れない雪への備えは早めに済ませておきましょう。

【24日(日)~25日(月)】
冬型の気圧配置が緩み、寒気も弱まる見込みです。日本海側では大雪が収まり、新潟などでは雪ではなく雨が主体となりそうです。積雪が緩むので、なだれや落雪などには十分ご注意ください。

太平洋側は晴れる所が多いですが、まだ少し空気が冷たいでしょう。

後半(12月27日~1月1日) 年末は各地気温上昇 元日は季節外れの暖かさも

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【27日(水)~29日(金)】
27日(水)~28日(木)は、本州付近は高気圧に覆われるでしょう。太平洋側では晴天が続き、寒さの緩む日もありそうです。日本海側でも雨や雪がやむ日があり、少しホッとできそうです。ただ、29日(金)頃には低気圧の影響で、太平洋側を中心に雨の降る所が多くなるでしょう。

【30日(土)~1月1日(月)】
関東から西では晴れる日が多く、大晦日は気温が15℃くらいまで上がる所もあるでしょう。元日は各地で雨が降りますが、気温は高く、東京都心は17℃と11月中旬並み。正月とは思えない暖かさでしょう。

北陸から北も30日(土)は広く晴れて、日中の気温は平年を上回るでしょう。その後は天気が下り坂ですが、元日は雪ではなく雨の予想です。比較的暖かな年越しとなる見込みです。

※年末年始の頃の降水や気温の予想については、信頼度が低い所もあり、この先も予報が変わりやすいです。最新の予報をこまめに確認するようにしてください。

日本気象協会 本社 木村 雅洋

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