結成26年にして紅白初出場、10-FEETのスタイル #なぜ話題

10-FEETがついに「第74回NHK紅白歌合戦」に初出場することが発表されました。このバンドは1997年に結成され、現在でも活動拠点を京都に置き、2007年からは野外フェス「京都大作戦」を主催しています。

僕らが紅白に出ていいのかな

紅白歌合戦への初出場が決まった時、10-FEETのメンバーは驚きと喜びを感じました。TAKUMA(48・ボーカル、ギター)は「規模が大きすぎて、僕らが出ていいのかなって思いました」と語ります。

実力派バンドとして知られる10-FEETは、これまで年間100本近いライブ活動を行ってきました。ライブを主体に活動してきた彼らにとって、紅白という舞台は予想外の出来事でした。

結成から26年を経て、10-FEETの目標には紅白への出場が含まれていなかったのです。彼らは「歴史のある番組だし、僕らの音楽とは種類が違うんやろうなって感じていた」と話します。しかし、多くの人々からの連絡やファンからの祝福の言葉を受けて、彼らは改めてこの出演の素晴らしさを実感しました。

「第ゼロ感」誕生のきっかけ

10-FEETの代表曲である「第ゼロ感」は、映画『THE FIRST SLAM DUNK』のエンディング主題歌として大ヒットしました。TAKUMAは「主題歌の話を聞いた瞬間から、制作モードに入っていましたね。断る理由なんてない」と語ります。

『スラムダンク』は10-FEETのメンバーも愛している作品であり、多くの人々に影響を与えた名作でした。TAKUMAは、「だからこそ映画の主題歌に抜擢されたのは、本当にすごく嬉しい話やなと思いました。プレッシャーや迷いもすべて吹き飛び、“今すぐ曲を考えないと間に合わへん”くらいやる気に満ちていた」と述べています。

これからもタイアップがなくなっても、10-FEETは彼らにふさわしい曲を演奏し続けることで、ライブハウスの舞台で輝き続けるでしょう。

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