ウクライナの戦場で、厳しい冬の中でもネズミが大量発生し、兵士たちの頭痛の種となっていることがわかりました。
ネズミの大発生、兵士の士気低下への影響
イギリス国防省は23日、「ここ数週間、ウクライナ軍もロシア軍も一部の前線でネズミの大量発生に悩まされている」と発表しました。ウクライナは今年、秋の気候が穏やかだったことや、戦闘によって農地が荒らされたため、ネズミたちの餌が豊富になったことがネズミ大発生の一因とされています。
そして、厳しい冬の到来に伴い、ネズミたちは軍の車両や陣地に入り込んできているのです。この状況は、前線の兵士たちの士気をさらに低下させることが予測されています。第2次世界大戦の際には、同じ地域でネズミがケーブルをかじり、装備が使えなくなったという記録もあります。そのため、ウクライナでは注意が呼びかけられています。
ロシア軍の兵士にも害虫による病気が拡大?
さらに、未確認の情報として、ロシア軍の兵士たちの間で害虫による病気が増えているともされています。
このような状況を受けて、ウクライナとロシアの前線での戦況はますます厳しくなっています。ウクライナの兵士たちは厳しい冬にもかかわらずネズミとの戦いに頭を悩ませているのです。
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テレビ朝日からの情報です。