NHKの不正経費請求問題に受信料を払っている人たちが激怒している
本格捜査が続く安倍派などの自民党派閥パーティー裏金事件の裏で、NHKの不正経費請求問題に受信料を払っている人たちが激怒している。
NHK記者の不正経費請求問題
NHKは、報道局社会部の30代記者が不正に経費請求していた問題で、第三者委員会を設置して調査を実施。その結果、私的な飲食を取材などと称して、不正な経費請求が計410件、789万円に上ることが判明したことを先週発表した。また、NHKは別の記者2人ついての不正請求も認めた上で、今後、金額を確定させて全額返金させる方針。この結果を受けて、NHKは、歴代の社会部長3人や前報道局長などあわせて9人を、停職や減給などの懲戒処分にした。
NHKが抱える他の問題
それでなくても、NHKが抱える問題は山積している。故ジャニー喜多川氏の性加害問題で、東京・渋谷の局内で性加害が行われていたこともNHKは自ら明らかにしたが…
視聴者の不信感を払拭するには
そんな視聴者の不信感を払拭する唯一の方法として、良質な番組を提供していくしかない。ただ、松本潤(40)が主演した今年の「どうする家康」は史上2番目となる低視聴率で大コケ。最終回で、22年放送の「鎌倉殿の13人」で主演を務めた小栗旬(40)まで引っ張り出したが焼け石に水だった。
そして、大晦日放送予定の「紅白歌合戦」である。自業自得だが、これまでおんぶに抱っこで頼り切ってきた旧ジャニーズ勢をバッサリ切ったことで、いよいよ危険水域に迫ろうとしている。
来年からはいよいよ大河不要論、紅白不要論が出て、「受信料返せ」「もっと安くしろ」の声が高まりそうだ。