今年の正月特番には、ジャニーズファンにとっては物足りないものだったのではないでしょうか。以前はどのチャンネルもジャニーズタレントであふれていたのに、今年はほとんど出演がありませんでした。性的加害問題によるテレビ局の控えめな対応も影響しているかもしれませんが、実際に使えるジャニーズタレントは思ったほど多くはないというのも事実です。では、彼らの今年の運命を占ってみましょう。
キムタクの行方は?
まず注目されるのは木村拓哉です。例年通り「さんタク」が放送されましたが、おいしいところはSnow Manに持っていかれ、番組後半は能登半島地震の速報で台無しになってしまいました。さらに、主演ドラマ「教場」の続編の放送が未定であり、最近は仕事のスケジュールに空きが目立っています。
しかし、ジャニーズ事務所の後継会社「STARTO ENTERTAINMENT」でもキムタクは看板です。福田淳CEOはテレビ各局にキムタクの露出を増やすために奔走しています。ただし、その必死さが逆に落ち目を感じさせなければいいのですが…
櫻井翔の厳しい状況
櫻井翔も今年は厳しい状況です。性的加害問題で明確なメッセージを発することができず、報道番組のキャスターとしての評価もがた落ちしました。有働由美子がメインキャスターを交代するタイミングで、「news zero」を降板するのではないかと噂されています。冬ドラマ「占拠」シリーズで主役を務める予定ですが、視聴率が低ければ一気に坂道を転げ落ちる心配もあります。
期待の旧ジャニーズタレントたち
一方、活躍しそうな旧ジャニーズタレントは2人います。ひとりは風間俊介です。昨年はNHKドラマ「大奥」での演技が評価され、舞台「隠し砦の三悪人」でもコミカルな役柄を演じて魅了しました。今年は春には舞台「儚き光のラプソディ」にも出演する予定です。
もうひとりは高橋海人です。映画「Drコトー診療所」での演技が再評価され、テレビ視聴者から「生意気な演技が上手い!」と称賛されています。また、有村架純との交際も注目されています。彼らは今年の人気上昇が予想されます。
しぶとく生き残る二宮和也
人気は下降気味ですが、しぶとく生き残っているのは二宮和也です。主演ドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」の演技はあまり評価されず、バラエティ番組「二宮ん家」もイマイチでした。しかし、重要な脇役を演じた日曜劇場「VIVANT」の続編がほぼ確定しており、彼はおいしい仕事を確保しています。
以上が旧ジャニーズタレントの今年の運命です。キムタクと櫻井翔は厳しい状況に立たされていますが、風間俊介、高橋海人、二宮和也はまだまだ活躍の場がありそうです。