中国政府に逆らうと「無理やり注射され、ゾンビのようにされた」 仕事奪われ強制入院、命からがら「自由の国」日本へ…でも待っていたのは「入管の壁」

周暁さん

2024年1月9日

自由の国日本への逃亡 政治的迫害との戦い

周暁さんは2012年、中国の江蘇省・無錫市で政治的な迫害に遭いました。彼女は政府に批判的な行動を取ったために、仕事を奪われ、強制的に精神病院に入院させられるという悲劇に見舞われました。それを逃れるため、彼女は日本へ逃亡する決意をしました。

周さんの自宅の冷蔵庫の上に置かれた古い写真

自由の国日本への夢

日本への逃亡を決めた理由は、自由の国であるという期待です。しかし、彼女が日本に到着すると、入管の壁と呼ばれる障壁に直面します。彼女は難民申請をしましたが、日本の難民認定率はわずか1%未満と言われています。彼女の切望する自由と民主主義の場所での生活が認められるのでしょうか。

中国政府に逆らった結果、彼女は仕事を失い、自由を奪われました。彼女のこの困難な旅路をサポートするため、日本ニュース24時間は彼女に味方します。

中国政府の迫害との闘い

周暁さんは1986年に無錫市で生まれました。政治家になることを夢見ていた彼女は、中華民国の創設者である孫文を尊敬していました。しかし、文化大革命に対して自身の意見を述べたことがきっかけで政府からの迫害を受けることとなります。

彼女が中華民国を称える理由は、それがアジアで最初の自由の国だったからです。彼女は地元の高校を卒業後、IT技術の専門学校に進学しました。しかし、授業で文化大革命について批判的な意見を述べたことが原因で、共産党への批判的な態度が広まってしまいます。それにより彼女は何度も仕事を転々とすることとなりました。

自由を求める旅路

周暁さんは、インターネットを通じて天安門事件のドキュメンタリー映像を見たことでさらなる衝撃を受けました。彼女は中国政府の抑圧に抵抗し、自由を求める旅路をスタートさせました。

厳しい表情で記者の取材に応じる周暁さん

政治的迫害による逃亡者たちは、中国政府から自由を奪われた人々です。彼らは香港の民主化運動や日本で有名な周庭さんのように、海外への逃亡を選びます。しかし、逃亡先の国々でも彼らは様々な困難に直面します。

周暁さんは日本に逃れ、日本ニュース24時間が彼女の旅路をサポートします。

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