飛行機から落下したiPhone、無傷で発見される

最近、驚くべき出来事がアラスカで起きました。飛行機から落下したiPhoneが、なんと無傷の状態で見つかったのです。

機内からの落下物

1月5日、アメリカ・オレゴン州ポートランド発カリフォルニア州オンタリオ行きのアラスカ航空1282便でこの事故が発生しました。離陸直後に機体の一部が吹き飛ばされ、ポートランド国際空港に緊急着陸することになりました。幸い、乗客や乗務員にケガはありませんでしたが、窓のあった場所には穴が空き、子供が着ていたシャツなどの品が機外に吸い出されました。

iPhoneの発見

落下物を捜索している中で見つかったのが、なんとiPhoneでした。見つけたのはポートランドの隣、ワシントン州バンクーバー在住のショーン・ベイツさんです。彼は1月7日、ポートランドの道路脇で新しいiPhoneを発見し、それを写真に撮ってSNSに投稿しました。

ベイツさんによると、このiPhoneは傷やひび割れがなく、発見時には機内モードになっており、充電は半分以上残っていました。さらに、画面ロックは解除された状態で、アラスカ航空の手荷物預かり証が表示されていました。写真には、充電器のプラグが一部刺さっている様子も写っています。

国家運輸安全委員会の対応

ベイツさんは、他の住民と共にこの落下物を国家運輸安全委員会に連絡し、iPhoneを届け出たと言います。1月7日の記者会見で、同委員会は2台の携帯電話が届けられたことを発表しました。1台は道路脇で発見され、もう1台は庭で見つかったそうです。委員長のジェニファー・ホメンディ氏は、調査の後、乗客に返却する予定だと述べています。