テレビの音を巡って隣人の男性とトラブルになり暴行して死亡させたとして、兵庫県警尼崎南署は17日、住所不定、無職の男(45)を傷害致死容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
発表では、男は12日午後1時15分頃、当時住んでいた尼崎市の集合住宅で、隣の部屋の無職の男性(59)の腹を膝蹴りするなどし、死亡させた疑い。
同署などによると、集合住宅は生活困窮者らを支援する施設として使われていた。2人がトラブルになった際、署員が駆けつけたが目立ったけがはなく、その後、男性は「病院に行ったが、けがはなかった」と署に申告に訪れていた。
だが、15日朝、施設の職員がベッドの上で亡くなっている男性を発見。死因は出血性ショックで、同署が大阪市内にいた男を見つけ、逮捕した。