【速報】週末は荒天に警戒!来週は気温急降下、北海道では初雪の可能性も

今週は季節外れの暑さとなった地域もありましたが、週末にかけては一転、荒れた天気となる見込みです。19日(土)は低気圧と前線の影響で、北海道から九州にかけて広く雨や風が強まります。落雷や竜巻などの突風、アンダーパスの冠水にも注意が必要です。

広範囲で雨風強まる 19日の天気は?

10月19日の天気図10月19日の天気図

19日(土)は低気圧が北海道付近を通過し、寒冷前線が本州付近を通過する影響で、全国的に大気の状態が不安定になります。北海道から九州では雨の降る所が多く、雷を伴って激しく降る所もあるでしょう。

特に、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、局地的に激しい雨が降る可能性があります。アンダーパスなど低い道路の冠水、河川の増水に注意が必要です。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも警戒が必要です。

風も強まり、荒れた天気となるため、外出の際は十分ご注意ください。

寒気南下で気温急降下 北海道では初雪の可能性も

10月19日からの寒気の様子10月19日からの寒気の様子

前線が通過した後の19日(土)夜から20日(日)にかけて、西高東低の気圧配置となる影響で、上空に強い寒気が流れ込みます。

この寒気の影響で、北海道では標高の高い峠や山間部を中心に雪が降り、平地でも雪の降る所があるでしょう。場所によっては積雪となる可能性もあり、初雪となる可能性もあります。

東北地方でも標高の高い山で雪が降り、初冠雪 observed となる可能性があります。

日本海側北部では、平地でも積雪状態となる所があるでしょう。車の運転は、冬用タイヤへの交換など、冬の装備で路面状況の変化に十分注意してください。

寒暖差に注意 来週は再び気温上昇

10月19日と21日の気温変化10月19日と21日の気温変化

19日(土)は暖気が流れ込む影響で、全国的に気温が上昇します。東京都心では30℃と過去最も遅い真夏日となる可能性もあります。

しかし、20日(日)以降は一転して気温が急降下します。札幌市では20日(日)の最高気温が10℃と暖房が必要な寒さとなり、21日(月)の最低気温は3℃と霜が降りるほどの冷え込みとなるでしょう。

北陸や関東から九州にかけても暑さは収まりますが、22日(火)以降は再び気温が上昇し、夏日となる所もある見込みです。

このように、この先一週間は気温の変化が非常に大きくなるため、服装選びや体調管理に十分注意してください。

10月下旬も秋晴れは少なめ

10月の天気傾向10月の天気傾向

26日(土)以降も、湿った空気の影響を受けやすく、全国的に曇りや雨の日が多くなる見込みです。秋晴れの日が少ないため、洗濯物はこまめにチェックするようにしましょう。