松本若菜主演「わたしの宝物」禁断の選択「托卵」で悪女に…夫役・田中圭のモラハラ演技も話題に

フジテレビ系でスタートしたドラマ「わたしの宝物」第1話が10月17日に放送されました。松本若菜さん演じる主人公・美羽が「托卵」という禁断の選択をするまでの過程が、田中圭さん演じる夫・宏樹のモラハラ描写や、深澤辰哉さん演じる幼馴染・冬月との再会を交えながら描かれました。

繊細な演技で魅せる松本若菜、夫のモラハラに苦しむ美羽を熱演

物語の冒頭では、宏樹が美羽に容赦ないモラハラ発言を浴びせるシーンが続き、視聴者に衝撃を与えました。仕事のできるエリート会社員としての顔とは裏腹に、家庭では美羽に家事や育児を押し付け、暴言を吐く姿は、見ている方が辛くなるほどのリアルさでした。

結婚当初は愛情にあふれていたであろう二人の関係性が、5年の月日を経て歪んでしまった様子が、回想シーンを交えながら描かれます。子どもを望む美羽に対し、「自然に任せればいい」と冷たく突き放す宏樹。そんな宏樹の態度に傷つきながらも、寄り添おうとする美羽の姿が切なく映し出されます。

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幼馴染との再会と突然の別れ…揺れ動く美羽の心に寄り添う

そんな中、美羽は中学時代の幼馴染・冬月と再会。フリーマーケットで手作りのしおりを販売するなど、冬月との時間は美羽にとって閉塞感から解放される、かけがえのないものとなっていきます。しかし、二人の仲を知った宏樹は、嫉妬に駆られ、美羽にさらにひどい仕打ちをするように。

冬月がアフリカへ旅立った後、美羽は妊娠していることに気づきます。しかし、DNA鑑定の結果、お腹の子の父親は冬月であることが判明。さらに追い打ちをかけるように、冬月がアフリカでテロに巻き込まれ、亡くなったというニュースが飛び込んできます。

「あなたの子よ」禁断の決意、美羽の選択は…

深い悲しみと絶望の中、美羽は「托卵」という道を選びます。宏樹に「あなたの子よ」と告げるラストシーン。美羽の表情は、不安や悲しみ、そして強い決意が入り混じった複雑なものでした。

松本さんは、モラハラ夫に苦しむ繊細な妻と、愛する人の子を身ごもりながらも、過酷な運命に翻弄される女性の複雑な心情を見事に表現。今後の展開から目が離せません。

「わたしの宝物」は、毎週木曜夜10時よりフジテレビ系で放送中です。見逃した方はFOD、TVerで配信されていますので、ぜひチェックしてみてください。