お笑いコンビ「とんねるず」石橋貴明(62)が、19日放送のフジテレビ系「土曜プレミアム・とんねるずの2億4千万の大陸スペシャル」(後9・00)に出演し、29年ぶりの日本武道館公演への思いを語った。
11月8日、9日に東京・日本武道館で「とんねるず THE LIVE」を開催。チケットは即日完売しており、95年以来の武道館ライブへ、ファンの期待は高まっている。番組では、ライブへ向けた2人に密着取材した。
大舞台に向け、2人は別々に始動した。石橋は米ロサンゼルスで歌とダンスの特訓。時々、「エナジーをもらいに」と、ドジャース大谷翔平投手の観戦にドジャースタジアムへ足を運んだ。
相方・木梨憲武(62)とは、リハーサルまですり合わせしないという。「まったく話はしていません。リハーサルで木梨君と僕がエナジーをぶつけ合って、ぶつけ合った先にステージが見えてくる。10月からのリハーサルで、どんなエナジーのぶつかり合いでステージができていくのか、僕自身も楽しみにしているし、ワンフー(ファン)のみんなも楽しみにしてもらいたい」と話していた。
そろい踏みで歌うこと自体、18年3月の「とんねるずのみなさんのおかげでした」最終回以来となるが、木梨とは帝京高時代の同級生同士で結成したコンビ。「お互いの感覚、そういうのは分かりきっている。リハーサル初日に彼と対峙した時に、どんな彼の持っているエネルギーを出してくるのか、楽しみだし、ぶつかってスパークした瞬間に何かが生まれると思う」と、長年培ったお互いの感覚を信じてレッスンを続けていた。
一方の木梨は、東京のスタジオでダンス、カラオケ店でボーカル、さらに体力作りのためキックボクシングを始めていた。石橋の出し物については、「だいたい分かるよ。(2枚目シングルの)『ヤバシびっちな女デイト・ナイト』から入るんでしょ?」と事前に予想。おそろいの衣装を買い出しに行くなど、石橋とは違ったアプローチで準備をしていた。