三谷幸喜氏が明かす 西田敏行さんがやりたかった役とは…リクエストも「ちょっと難しい…お断りしました」


【写真】「ステキな金縛り」初日舞台あいさつで観客とともに記念撮影を行う(前列左から)中井貴一、深津絵里、西田敏行さん、阿部寛、(後列左から)三谷幸喜監督、KANさん、竹内結子さん、木下隆行(11年撮影)

 西田さんは、三谷氏が監督・脚本を務めた映画「THE 有頂天ホテル」(2006年)「ザ・マジックアワー」(08年)「ステキな金縛り」(11年)「清須会議」(13年)「ギャラクシー街道」(15年)に出演。「ステキな金縛り」では女優・深津絵里とダブル主演し、落ち武者の幽霊・更科六兵衛のユーモラスな演技が話題を呼び、「清須会議」には更科が死ぬ前の設定で登場した。三谷氏が脚本を担当した22年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では後白河法皇役を演じた。

 映画、ドラマ、舞台で凄みのある役柄からコメディータッチまで硬軟問わずさまざまな役を演じた西田さん。戦国三英傑では「おんな太閤記」で豊臣秀吉、「功名が辻」で徳川家康を演じた。三谷氏は「西田さんがおっしゃってたんですけど、自分は秀吉も家康もやった。あと信長をやったら三英傑完全制覇だと。三谷さん、信長やらせてもらえないですか?って言われたんですけど、ちょっと難しいんじゃないですかねって」と西田さんとのやり取りをしみじみと回顧。

 「キャラクターがね、あと年齢的にも…お断りしました」と笑い、西田さんからの織田信長役のリクエストには応えられなかったことを告白。「でも、やりたいのいっぱいあるっておっしゃってた。田中角栄物語もやりたいって」と西田さんが語っていたことを明かし、「もともと舞台の方だから、舞台をやりたいってよくおっしゃってましたね」と振り返っていた。



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