【佳子さまの感性に触れる】日本伝統工芸展での一言と紀子さまの愛情

秋篠宮家の次女、佳子さま。その美しい佇まいと、真摯に公務に取り組む姿は、常に国民の心を和ませてくれます。今回は、佳子さまが訪れた「草乃しずか日本刺繍展」と「日本伝統工芸展」での様子から、その感性の豊かさと、紀子さまとの温かい絆を感じられるエピソードをご紹介します。

源氏物語の世界観に魅せられて:「草乃しずか日本刺繍展」

9月10日、佳子さまは紀子さまと共に、東京・日本橋高島屋で開催された「草乃しずか日本刺繍展―源氏物語を花で装う」を訪れられました。

日本刺繍作家・草乃しずか氏の手による、繊細な刺繍で彩られた訪問着や几帳の数々。源氏物語の世界観を表現した作品の数々に、佳子さまは興味深く見入っておられました。

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特に、光源氏の愛人・明石の君をイメージした訪問着の前では、「緑がきれいですね」と、感想を述べられたそうです。伝統的な技法と、現代的な感性が融合した作品の数々は、佳子さまの感性を刺激したことでしょう。

伝統工芸の奥深さに触れる:「日本伝統工芸展」

翌日の9月11日には、「日本伝統工芸展」を鑑賞された佳子さま。会場には、陶芸、染織、漆芸、金工など、様々な分野の作品が展示されていました。

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日本工芸会総裁を務める佳子さまは、一点一点の作品を熱心に鑑賞されていました。中でも、日本工芸会総裁賞を受賞した「鐵地象嵌花器」の前では、「細かい線の中に引き込まれるような思いがしました」と、その精巧な技術に感嘆の声を漏らされたそうです。

紀子さまの誕生日と佳子さまへの愛情

この日は、紀子さまの58歳の誕生日でした。紀子さまは誕生日に際し、佳子さまの公務への姿勢について以下のように述べています。

「次女の佳子は、この一年も国内外でさまざまな公的な仕事をしてきました。そのひとつひとつに心をこめて携わり、頑張っている姿を頼もしく思っております。そして経験を重ねる中で、彼女らしいものの見方を育み、新たな視点を持ちながら自分の考えをしっかりと持って取り組んでいる様子、いろいろなことを考え、どのような仕事にも丁寧に臨んでいる姿を見て、刺激を受けたり学んだりしています」

公務に真摯に向き合い、成長を続ける佳子さまの姿は、母親である紀子さまにとって、大きな喜びと誇りであることがうかがえます。

佳子さまの感性の豊かさと、紀子さまの深い愛情に触れ、心が温まるエピソードでした。今後ますます活躍されるであろう佳子さまの姿に、これからも注目していきたいと思います。