23日は全国的に頭痛やめまいに要注意 気圧が急降下 激しい寒暖差も影響か


今週は23日に気圧変化の影響度「大」

23日(水)は、寒冷前線が本州を通過するため、気圧が急激に下がります。特に北海道や東北、北陸で影響度が「大」です。関東から九州、沖縄も影響度が「中」となっています。全国的に気圧低下に伴う頭痛、首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧などにご注意ください。
また、前線の通過する前は南寄りの風が吹いて気温が高くなりますが、前線が通過した後は北寄りの風に変わり、気温が急に下がります。気圧だけでなく気温の変化(寒暖差)でも症状が出ることがありますので、注意が必要です。

今週後半は熱帯低気圧から変わる台風の動向注意

25日(金)以降は本州付近に前線が停滞し、前線上の低気圧が本州を通過する予想です。27日(日)は東北で影響度「大」となっていますす。

なお、きょう21日(月)午前9時現在、フィリピンの東にある熱帯低気圧が、今後、台風に発達する見通しです。今週の中頃にかけては北西へ進む予想ですが、週末にかけては沖縄付近に北上する予想もあります。台風のまま近づくか、まだはっきりしませんが、沖縄では26日(土)に気圧が急激に下がる可能性があります。台風の動向によっては、気圧が大幅に低下する日やエリアが変わってきますので、最新の台風情報をご確認ください。

日本気象協会 本社 中川 裕美子



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