迷走…市民あきれる「なんで」 市長と議会の対立で駅前ホテル計画「当面凍結」 事業者は市に賠償求める訴訟も検討


【画像】北陸新幹線 駅前ホテル計画 これまでの主な経過

駅前ホテル計画を「当面凍結」

こう話すのは、飯山駅前にホテルを建設・運営を予定する「飯山ホテル」の寺島勲取締役。10月17日、NBSの取材に応じ、駅前のホテル計画を当面、凍結する考えを明らかにした。

市長と議会が対立

しかし、そのあとの選挙で事業の検証を掲げて当選した江沢岸生市長が、「補助金の支出はしかねる」と表明。見通しが立たなくなり、飯山ホテルは2023年7月、民事調停を申し立て、市側と解決策を探ってきた。 

その結果、江沢市長も補助金を出すことを認め、2024年6月、「補助金は最大3億6000万円」とすることなどで合意した。

議会の承認があれば、事業が進められるはずだったが、市議会は調停条項案を否決。調停の経過を「守秘義務がある」として説明しない市長に議会側が反発した形だ。 

市長と議会の対立で再び暗礁に乗り上げ、「飯山ホテル」は計画を当面、凍結する考えだ。

損害賠償求め市を提訴することも検討

「飯山ホテル」は、今後、設計費などについて、損害賠償を求め市を提訴することも検討しているとしている。

市民「何でできないの」

計画凍結について市は、「今後の対応を検討している」としている。

(長野放送)

長野放送



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